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2月16日(水) 曇り☆2/17更新

☆あぶらなめ( ・o・)

 妖怪あぶらなめが間もなく復活し、世界中の油を舐め尽くして、原油高となる、と虚構新聞が伝えています(色々な意味で間違いw)。今日の東京株式市場は日経平均が-19円で寄り付いたので、今日も小動きかと思っていたら、後場終盤に400円を超える下落幅になった。その後やや値を戻して-218円で取引を終えた。為替も円買い基調が続き米ドル円、クロス円とも円の全面高となった。その主な要因は、原油減産まで踏み切れなかった4ヵ国の協議結果への失望がある。

 例えばこの協議に、米国、イラン、中国、カナダ、UAEなどの国が加わっていれば、話は違ったろう。
 http://www.globalnote.jp/post-3200.html
 http://www.globalnote.jp/post-12068.html

 先月経済制裁が解除されたばかりのイランは、採算割れしても原油輸出で外貨が欲しいだろうし、米中は原油安によるメリットの方がずっと大きい。減産にしろ現状維持にしろ、一部の産油国だけで合意しても意味がない。交渉がまとまるまでにはまだまだ紆余曲折があると思う。

 欧州株は英独指数が共にプラスで寄り付いたが、原油価格が更に下落すればマイナスになることも考えられる。18時半から英国失業率の発表があるため、これが予想を下回ると円買いが加速すると見られる。

☆2/17更新

 昨日19:30から始まった、イラン+3国(イラク、カタール、ベネズエラ)の資源エネルギー相レベルの協議は3時間ほどで終わった。今のところ伝わっているのは、イラン「4ヵ国の原油生産凍結と原油価格の安定を支持(自国の生産量には触れず)」のみ。イランは200やさしいねを獲得出来そうだ。イスラム革命の鮮烈な印象が強いのか、イランには好戦的なイメージがあるが、実際のところ戦争を含めて自ら紛争を起こしたことはない国である。かつてのイラン・イラク戦争も米国を後ろ盾にしたイラクから仕掛けたもの。

 イランは今回も穏健な選択をしたと思う。協議前には「自国の経済制裁中に原油でいっぱい儲けた国が今更生産凍結と言っちゃダメよダメダメ(もう古いw)」と言いつつ、形の上では譲歩して見せた。イラン自体は逆に増産するとしても、他国の合意結果は尊重するという大人の対応で、国際社会での株を上げた感もある。原油輸出量3位のUAEも生産凍結を支持したことから、原油価格は当面安定に向かうはずだ。

 英国失業者数が減ったこと、上記イラン+3協議への期待から原油価格が上昇したことを受けて、為替も円売りの流れとなり、英ポンド円は大きく動いた。協議結果が伝えられると原油価格は更に上昇、1bbl/31米ドル台まで値を戻した。為替は円安で動いている。欧米株は全面高、日経平均先物CMEが+334円、寄り付き前注文が40万株の買い越し。これらから今日の東京株式市場は反発し大きく上がると予想する。
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