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12月22日(火) 曇り☆12/23更新

☆油を売ってます。

 昔の油は粘度が高く、器の底の方になるとなかなか出て来なかったと言われる。そこで、油売りはその間、器を傾けながら世間話などしていたらしい。端から見ると遊んでいるように見えたため、「油を売る」は仕事をしない(サボる)の意味になったという。

 イランの原油増産に気を取られていては、黒海の埋蔵石油を見逃す。1923年のローザンヌ条約で、トルコは100年間地下資源の開発をしないことになりました。それがいよいよ2023年に解禁になります。中東にあれだけ油田があるなら、黒海にも当然石油が埋蔵されていると考えるのが自然です。トルコは海底資源調査を非公式におこなっており、ロシアを上回る石油埋蔵量があるという噂もあります。

 2023年以降トルコは資源国として新しい歴史を歩むでしょう。そのことは素直に喜びたいですが、反面、高スワップ通貨としてのトルコリラはなくなってしまう可能性があります。現在トルコ中銀の政策金利が高いのは、外国からの投資を期待してのもの。これが原油売買の収益が安定して得られるようになれば、高金利の必要性は薄れます。更に、その収入を元にトルコが大きな経済発展した場合、念願のEU加盟とユーロ導入も視野に入ってきます(前倒しされる可能性もある)。

 そうなると、トルコリラのスワップ生活は脆くも崩れ去ってしまいます。まあ、その時は今よりは安定している(と思いたい)南アランドやオセアニア通貨買うとかすればいいか(^_^;)。

 そういう訳で、日本時間の本日21時からトルコ中銀の政策金利の発表だ。前回7.5%、今回の予想は8.0%。利上げ期待が高まる中、エルドアン大統領と中銀、ババジャン氏の綱引きはどんな結果になるのか?チャレンジャーは買いを仕掛けてみるのも一興かも知れない。

 今日は概ね円が買われているが、AUDやNZDなどオセアニア通貨が対円、対米ドルとも上がっている。これは中国の追加経済緩和のアナウンスを好材料と見て、アジア通貨が買われたものと思われる。

☆12/23更新

 うがぁぁぁぁぁ(゜Д゜)。

 トルコ中銀の政策金利は7.5%に据え置きになった。年末ジャンボ感覚で21時前にTRY/JPYを軽く仕込んだのに残念、と思って約定履歴を見ていたら、証拠金維持率が急に下がっている。・・・1万のつもりが10万通貨買いを入れていた。。。結果的には-87銭までしか行かなかったが、上昇トレンドになるまでしばらく死んでおりました。ロスカットは突然に・・・あの日あのとき、ご発注。。。慣れとは恐ろしいものでちゃんと数量は確認せねばならん。

 たまたまクリスマス休暇で動意薄だったのが幸いしたと思うが、もう少し上がったらさっさと決済しなければ。それはそうと、やはりエルドアン大統領強し。中銀、ババジャン氏としては利下げを阻止するのが精一杯のところかも知れない。何かネガティブな発表やイベントがあれば、売り圧力は強まるであろう。

 英ポンドが日本時間昨日23時頃から急落し対円で179.011まで下がった。ユーロが買われているのと対照的で、理由は今のところよく分からない。英中銀が利上げに慎重なためか、キャメロン首相がブレグジット(EU離脱)の国民投票をおこなうと言っているためか。買い入れるのはちょっとギャンブルですなあ。
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12月21日(月) 曇り一時雨☆12/22更新

☆残念B組金髪先生(無理矢理(^_^;))

 政治家には未来を予測できる才能と、それが外れたときに言い訳ができる才能が必要だ。
 by ウィンストン・チャーチル

 米ドル、ユーロ、英ポンド、共に対円で上がったものの、今のところ大幅上昇とはなっていない。いずれも膠着状態になっている。理由としてはクリスマス休暇で薄商いになっているためと考えられるが、ロンドン市場が18時、NY市場が23時に開いたあとに、大きく動く可能性がある。金曜日のUSD/JPY買い建玉とループイフダンは塩漬けのまま、ミラーはやや回復の兆しだが、GBP/JPYの含み損は残る。・・・という状態で、今は、FOMC前に両建した買い建玉とユーロ高の時仕込んだ売り建玉の決済時期を探っているところ。

 ループイフダンの買いは、通貨ペアが下落を続けると含み損が嵩むだけでなく、建玉の制限に達すると本当にだるまさん状態になってしまう。一方、ミラートレードのストラテジーは基本的にテクニカル分析からなので、ファンダメンタルズで大きな動きがあるとドカンと損失を出すことが ある(逆に大きな収益になることもある)。

 ストラテジーの中身は通常非公開なので、実績を見て優劣を判断するしかない。成績が悪いので最近成績のいい別のものに入れ替えた途端、替える前のストラテジーの方が収益を出したりする。エントリーシート見ながら新採を取るようなもので、華々しい前職があっても閑職にいたかも知れず、短期転職者が意外にポテンシャル高かったりする。

☆12/22更新

 ミラートレード不調が続く。当面、指標や要人発言もなさそうなので、短期成績には目を瞑って今のメンバー(ストラテジー)で年内は行ってみようと考える。しかし、ドカンが出ると人間の気持ちは揺らぐものだ。平常心、平常心。

 株は日経225が寄り付きで高かったが今は前日比マイナス。まだリスク回避の動きが残っている模様。イランの制裁解除後により、日産50.5万バーレルの原油が増産される見込みで、IMFは原油価格が5〜15USD下落する可能性を示唆している。要するに、1バーレル30USDを下回って20USDを割る可能性があるということ。

 原油価格は為替に影響を与え、逆に為替の動きが原油価格に影響することもある。いくつかの要素があって、はっきりとした相関関係が示しにくいところがある。

1.(経験則)原油安→米ドル高、ユーロ安、円安
2.(調達費用)原油安→原油は米ドル建てのため調達費用が減る→米ドル安、円高
3.(経済面)原油安→経済活動停滞と判断→米ドル安、円高

 最近、一部に米国の景気(為替)に影響を受けないよう、米ドル建てを脱却する動きもあるが、まだ世界的には米ドル建てが多い。今は3.の要素が強く、リスク回避で円が買われていると思われるが、米国利上げによる影響によっては、1.の要素が強くなり米ドル高に転じる可能性もある。

 月曜日に続いてクリスマス休暇で動意薄が続いている。昨夜もロンドン市場やNY市場が開いたときに多少動きがあったものの、トレンドにはならず。やはり今週中は異教徒の祭りに参加せねばならぬのかもしれん。

12月20日(日) 曇り一時雨

☆ポンドガール(007最新作好評公開中)

 女の子が乗ったエレベータが上に行くか下に行くか?→a girlだから上がる。
・・・というクイズが流行ったのは30年以上前のようだ。

 そういう訳で、月曜日窓開け時に英ポンドが上がる、とは全く言えないが、米国の利上げや日銀の発表の影響が、米国やユーロ圏より英国に大きく出るはずはなく、単に取引量が少ないので、ポラリティが大きくなる原因と思います。窓開けで米ドルが買われれば、英ポンドも釣られて上がる可能性が高いが、ポイントは来週欧米が異教徒の祭り=クリスマス休暇に入ること。為替取引も薄商いになる・・・ということは、各通貨ペアともに荒い値動きになる可能性が出て来る。

 そこを狙って仕掛けるか、改宗してクリスマス休暇を堪能するか、どちらもありと思うが、12/23以降は追証判定や取引時間に制限が加わることがほとんどなので、各FX会社の年末年始スケジュールを事前に確認しないと痛い目に遭う可能性がある。

 えーと、株も為替も市場が閉じている土日は、概してネタも少ないので、更新は1日1回(または土日で1回)となる気がする。

12月18日(金) 曇り☆12/19更新

☆為替先生

 昨日「無痛」をリアツイしながら見ていて、西島秀俊氏の演じる町医者の「為頼」先生が、何度も「為替」に見えて、職業病を感じたブログ主である。

 最初にお詫びと訂正(2度目だ)。日銀金融政策決定会合の内容発表、てっきり夕方からだと思っていたら、どうやら12時頃からだったらしい。会合が終わったら昼ご飯は出してもらわないよ、というアピールなのか分からないが、昼ご飯時はやめてほしい。いや、それはまた別の話として、不正確な情報を流したことをお詫び致します。

 この発表、先に現状維持という情報が入って、後からETFを追加購入するなどの金融緩和が知らされた。投資筋はこれを好感したのか、一時、株買い、米ドル買いが入った。しかし、よ〜く考えてみればETF買ってもあんまり意味ないんじゃ?という動きが強くなったのか、株売り、米ドル売り、円買いの流れが加速した。ユーロ他の通貨も対円で下げており、円全面高になっている。

 米ドルを戻し売りした投資家の中で、17日のFOMC声明発表の時点で態度を決めかねていた人が、今回の日銀発表を見て狼狽売り買いしていると思うから、中期的にはドル買いに反転すると予想する。ただ、どこで米ドルが下げ止まりになるか、売られるのは円かユーロかは何とも分かりない。

 これを書いている間に、米ドル、ユーロ、英ポンドが対円で暴落した。他通貨ペアは動きが少ないことを考えると、円が爆買いされた模様。もう底打ちしたようだが、上への動きは重そう。今になってこの円買いの動き、FXは奥が深い。

☆12/19更新

 激動の週末が終わった。しかし、何だかな(しつこく故阿藤快氏風)、黒田総裁が会合後に間髪入れず会見すれば、株も為替も変な動きをしなかったんじゃ?と思う。FOMCでイエレン委員長が声明発表の30分後に会見したのを見習ってほしい。

 米ドル円(前日比-133.4銭、121.030〜123.527円)
 英ポンド円(前日比-184.6銭、180.651〜183.905円)
 ユーロ円(前日比-95.0銭、131.007〜133.781円)

 今回の為替の動きでは米ドル円に目が行っていましたが、こうして比べると、英ポンド円の方が下落幅が大きかったことが分かる。経済ニュースでは「米ドル円xxパーセント安」と出るが、FX投資筋では変動幅でしか見ないという違いがある。

 いずれにしても、円全面高が月曜窓開けでどう出るか?が来週のポイントになる。ブログ主の無責任予想は・・・?

 米ドル円と英ポンド円は反発(大幅上昇)、ユーロ円続落。

 米ドル円は、利上げを受けて買い基調は変わりないので、徐々に上げ途中で加速する。英ポンドは元々変動幅が大きい(米ドル1円、英ポンド2円)ので、米ドル円以上に反発する。

 ユーロ円は追加緩和発表後に上げた分を吐き出している状態と思われる。130円台までは下落しそうだ。

 最後に、いいニュースと悪いニュース。

 いいニュース、FOMC発表時に両建てしていた米ドル円の売り建玉を下落に乗じて決済完了した。

 悪いニュース、昼間に買った米ドル円建玉がまたの塩漬け。

12月17日(木) 曇り☆12/18更新

☆戦いすんで日が暮れて
 夕陽輝く彼方を見ればネビュラが夜空に光ってる(スペクトルマンの主題歌より)。

 FOMCの利上げ発表、為替市場も株式市場は既定事実として受け止めた、というところ。まだ、過去形にするのは早いが、当面は大きな動きにはなっていない。日本株は概ね上昇し、日経225も300円ほど上がった。一方、米ドルは買われましたが、日本円は売られておらず、ユーロと英ポンドが多少売られた程度。試験国・新興国は概ね買われた模様。

 株については、利上げする、しない、どっちにするの?的宙ぶらりんな状態が解消されて、安心して株投資を再開したというシナリオ。為替は、今月から続いていた米ドルの戻し売りが更に戻し買い(戻し戻し買い)になったのと、ユーロ圏の規制緩和発表時に買われていたユーロとポンドが売れ戻しされたためと思われる。米ドル円は123円台までは上げ、ユーロ円は130円台まで下げるのではないか?英ポンドは・・・今のところ分からん。

 それで、わたくし、せっかく米ドル円を両建てしていながら、FOMCの会見の模様をずっと見ていて、片側を決済するのを忘れてしまい、塩漬け状態になっている(^_^;)。スプレッド+スリッページ110円とスワップポイント差額5円/1日程度の損だが、一時下がったときに売り建玉を決済すれば、かなりな収益になったところなのでちと残念である。これは反発して下落したときを見計らって(売値までは下がらないだろうが)今週中に決済を考えたい。

 FRBのイエレン委員長の会見、ゆっくりと噛みしめるように話すのが好印象。ちょうど石破大臣のような感じ。イエレン氏の夫はノーベル経済学賞受賞者で、子供は経済学部助教授という経済一家なのがすごい。

 ところで、スペクトルマンは自分の意志で変身できず、命令違反して上司(ネビュラ)に任務を解かれる、サラリーマン・ヒーローとしてその弱さは名高い。強いヒーローと言えばウルトラマン、というところで(無理矢理に)セントラル短資のウルトラFXの話に入る。公式にスキャルピング上等や、とアナウンスもあっているので、今回、試しに使ってみた。

 可変スプレッドは新鮮である。米ドル円であれば0.2〜1銭台まで目まぐるしく動く。しかし、それだけではなくて、指標発表時のスプレッドがとんでもなく狭い。今回、日本時間の17日4時前後に、他社が8銭〜20銭に広がっているところ、1.5〜1.8銭台をキープし続けた。インターバンク直結というのが飾り文句ではないことを実感した。

 取引が5万通貨〜に問題なければ、スキャルピング向けには強力なシステムではなかろうか。ちなみに、セントラル短資でもブログ主が主に取引しているFXダイレクトの方はスプレッド20銭だった。

 これまで(と言うほど長くないが)深夜0時頃、この投資日記を掲載して来たが、午前7時頃から1日が始まる為替取引では中途半端な気がしてきた。そういう訳で、当日の19時前に一度アップし、それから翌日午前7時までの動きを、午前中に更新する方向で行きたいと思う。土日含めてあまり動きがないときは1回で終了することも当然ある。

☆12/18更新

 為替は米ドル高ユーロ安→米ドル安ユーロ高の傾向。AUDとNZDが下げ気味なのが気になるが、この2国の政府は現在の通貨水準が「高い」という認識らしく、通貨安はウェルカムのよう。ここで豪ドルは中国経済の影響を強く受ける点に注意。これは2007年から政権にあった労働党が中国べったりの政治・経済政策を取っていたため、2013年に保守連合に政権交代した後もその余波が残っているため。日本の捕鯨禁止の道議を提出したのも労働党政権時代の豪であることは覚えておいていい。

 米国株は下落、日本株は下げ渋りの状況だが、本日の日銀の金融政策決定会合の発表の予測と内容で多少動く可能性があると見る。発表は日本市場閉場後と思われるので、NYダウ平均の動きで来週の日本株の動きが予想できるであろう。

 マネックスFXロスカット分還元セールは、あと少しのところでトレンドを読み間違え一夜漬け中。トレンド掴めばあとはトレール発注で寝た切りトレーディングなんだが、いつもそううまくは行かない。

 http://www.fmsound.net/fx_order/toreru.html
 トレールの仕組みはこんな感じ。ベストの利確ポイントで決済されることは基本的にないが、手抜き〜なブログ主には欠かせない発注法となっている。

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