☆為替先生
昨日「無痛」をリアツイしながら見ていて、西島秀俊氏の演じる町医者の「為頼」先生が、何度も「為替」に見えて、職業病を感じたブログ主である。
最初にお詫びと訂正(2度目だ)。日銀金融政策決定会合の内容発表、てっきり夕方からだと思っていたら、どうやら12時頃からだったらしい。会合が終わったら昼ご飯は出してもらわないよ、というアピールなのか分からないが、昼ご飯時はやめてほしい。いや、それはまた別の話として、不正確な情報を流したことをお詫び致します。
この発表、先に現状維持という情報が入って、後からETFを追加購入するなどの金融緩和が知らされた。投資筋はこれを好感したのか、一時、株買い、米ドル買いが入った。しかし、よ〜く考えてみればETF買ってもあんまり意味ないんじゃ?という動きが強くなったのか、株売り、米ドル売り、円買いの流れが加速した。ユーロ他の通貨も対円で下げており、円全面高になっている。
米ドルを戻し売りした投資家の中で、17日のFOMC声明発表の時点で態度を決めかねていた人が、今回の日銀発表を見て狼狽売り買いしていると思うから、中期的にはドル買いに反転すると予想する。ただ、どこで米ドルが下げ止まりになるか、売られるのは円かユーロかは何とも分かりない。
これを書いている間に、米ドル、ユーロ、英ポンドが対円で暴落した。他通貨ペアは動きが少ないことを考えると、円が爆買いされた模様。もう底打ちしたようだが、上への動きは重そう。今になってこの円買いの動き、FXは奥が深い。
☆12/19更新
激動の週末が終わった。しかし、何だかな(しつこく故阿藤快氏風)、黒田総裁が会合後に間髪入れず会見すれば、株も為替も変な動きをしなかったんじゃ?と思う。FOMCでイエレン委員長が声明発表の30分後に会見したのを見習ってほしい。
米ドル円(前日比-133.4銭、121.030〜123.527円)
英ポンド円(前日比-184.6銭、180.651〜183.905円)
ユーロ円(前日比-95.0銭、131.007〜133.781円)
今回の為替の動きでは米ドル円に目が行っていましたが、こうして比べると、英ポンド円の方が下落幅が大きかったことが分かる。経済ニュースでは「米ドル円xxパーセント安」と出るが、FX投資筋では変動幅でしか見ないという違いがある。
いずれにしても、円全面高が月曜窓開けでどう出るか?が来週のポイントになる。ブログ主の無責任予想は・・・?
米ドル円と英ポンド円は反発(大幅上昇)、ユーロ円続落。
米ドル円は、利上げを受けて買い基調は変わりないので、徐々に上げ途中で加速する。英ポンドは元々変動幅が大きい(米ドル1円、英ポンド2円)ので、米ドル円以上に反発する。
ユーロ円は追加緩和発表後に上げた分を吐き出している状態と思われる。130円台までは下落しそうだ。
最後に、いいニュースと悪いニュース。
いいニュース、FOMC発表時に両建てしていた米ドル円の売り建玉を下落に乗じて決済完了した。
悪いニュース、昼間に買った米ドル円建玉がまたの塩漬け。
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