☆おお、味噌か( ´−`)
太陰暦の頃、月末を三十日と呼び、一年の最後ということで十二月末を「大」三十日と言ったのが始まりである。
米国行政機関はシャットダウンのまま越年する模様で、トランプ大統領は正月抜きとツイートしておられる。英国は合意無きBrexit対策で同様な状況、仏は新年早々デジタル課税導入と、新年も一波乱ありそうな場面である。
今日は、日本ほか多くの国でFXを除いて休場となり、相場に大きな動きもないと思うので、今回、行く年来る年を軽くやってみたい。
ニュースバリューとしては、米朝首脳会談が大きいが、終了後の共同声明の曖昧さから危惧されていたとおり、その後の進展が目に見える形では無かった。ただし、取り敢えず武力衝突はなさそう、という共通認識は出来た。
米朝問題
米中問題
米墨問題←イマココ
と、増えるばかりの懸案事項が来年どう動くのか?シャットダウンの要因である壁、ここからまず片を付けるとして、反対派の議員が折れるか、トランプ大統領が若干譲歩した修正案を出すか?壁建設は公約的なものなので、白紙撤回は考えにくいところだ。
米朝貿易問題もHUAWEI幹部逮捕の件以降拗れているが、貿易が途絶えてしまうと両国ともダメージ必至なので、どこかで落ちを付けるはず。HUAWEI幹部拘束やトランプ大統領の同社排除発言も、飽くまで交渉カードと見る。iPhoneを米国内生産に変えたら、販売価格は2割は上がるんじゃ?と思う。そもそも、不器用な米国人に細かい作業が出来る訳がない(酷い偏見やw)。
実際のところ、Appleは他国にも生産拠点を作る計画は進んでおり、第一候補はインドではないかと見られる。工賃や地代を考えるとインドは魅力的と思われる。ただし直ぐにそれが出来るはずはない。他社製品も中国・台湾での委託製造は多いため、トランプ政権がそれを無視して話を進めるとは考えにくい。
米朝問題、これはよう分からん(^_^;)。わしが金総書記の立場だったら、やっぱ抑止力として核兵器は持っておきたいわ。米韓軍がイキナリ攻め込んだとしたら、北の国が持ちこたえられるとは思えない。「攻撃してきたら核ミサイル撃っちゃうもんね」と担保取っときたいところよ。それを含めて体制の安全保障が欲しいはず。ただし、米国の立場としてそれをあっさりと認めるのも難しい。
Brexit問題
これはもう混迷が泥沼化した濃霧の中くらいの状況で(^_^;)。
https://www.bbc.com/japanese/46682998
このエリザベス女王のクリスマス・メッセージも、Brexit問題に触れていると見る向きもある。普通に考えて、年明けても現行の草案への賛成者が増えるとは思わない。あとは最後に、秩序無き離脱より不満はあっても秩序ある草案を選ぶ、という妥協があるかどうか?
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