☆何故の嵐(ネタは常に古いw
今月に入ってから、TV番組で井上真央の姿を見かけることが増えてちょっとホッとしている。「『花燃ゆ』ショックで引き籠もっている」「結婚・引退秒読み」など勝手なことを書かれていた。ご本人のメディア露出も極端に減っていたので、強ち根も葉もない噂と言い切れないところもあった。トラブルがあったと伝えられる所属事務所との手打ちが成立し、独立または移籍で固まったことで、TV出演解禁となったのであろう。
正直、吉田松陰の妹、という設定のドラマで数字を取るのは、井上真央でも浅田真央でも難しい。平均視聴率12%で爆死と言うなら、今期の民放ドラマは死屍累累に違いない(「家売るオンナ」で11.93%)。ドラマの視聴率が悪いと必ず犯人捜しがおこなわれる。脚本や演出のせいにすれば脚本家や監督にそっぽ向かれるし、企画自体の問題だとしたら自分たちの首を締めることになるし、スポンサーも黙ってはいない。大物俳優にケンカを得ることは出来ないし、脇役の新人に責任押しつけるのは無理がある。というわけで、大抵は中堅どころの俳優に白羽の矢が立つことが多い。
人間は合理性の動物なので、どうしても原因・理由を求めたがるもの。株価が上がった、為替が動いた、原油が上がったなど、相場が動いたときには、どうして?という疑問が出る。そこで、証券アナリスト的な人がもっともらしい理由を述べて、みな何となく納得する、ということになる。「リスク回避で株売り円買い」、これをこの1年ほどで何回聞いたか分からない。確かに相場の動きとしてはほぼそうなっているが、リスク回避→円買いが合理的かというと疑問の余地がある。
円は安全と言われるが、一方で財政赤字が膨大とも報じているし、1米ドル80円台の頃があったことを忘れてはいない。さすがに1日に2%上下する英ポンドを買う気にはならなくても、米ドルでもいいんじゃ?と思う。(投資に)迷ったら円買いだ、のような条件反射的な動きのような気がしてならない。
一時、WTI価格が1bbl/30米ドル台まで下がった原油が先週から持ち直している。ただ、今週に入って米ドル安の局面になっても原油高が続いていて、ここしばらくのドル安・原油安の相関とは逆の動きになっている。ファンダメンタルからの相場予測は投資の精度を上げるのに有効だが、このように場面によって変わることも認識しておきたい。
今日は早朝から円高局面が続いていたが全体に薄商いだったところ、東京株式市場が開くと米ドルが単独安になった。これは謎としておきたい。FXニュース的には夏休みの薄商いが原因とのことだが、ドルだけが売られる理由とするには弱い。一方、日経平均は-65円で始まり下げ基調だったが、底を打ったと思われる。マザーズはプラスで始まっているため、後場に掛けて日経平均もプラス転すると予想する。為替は株価が回復するに従い円安に振れるだろう。
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