☆社員は悪くありませんから(T_T)。
1965年の今日、経営悪化の山一證券に対し政府が日本銀行法25条を発動、無制限・無期限の日銀特融を実施した。このとき破綻していれば1997年の野澤正平社長(当時)の男泣きは見られなかったであろう。山一證券の一連の不祥事から自主廃業までの流れは、日本人に投資への不信感を植え付けた感がある。
週末の東京株式市場は、方向性の無い動きで日経平均はプラマイ圏を上下したが、終盤でやや上げて22,450円(+13円)で取引を終えた。為替は東京〜ロンドンタイムまで円高トレンドだったが、NYタイムに入るとやや円が戻し売りされた。米国株も細かい売り買いで調整的な動きが続いたが、こちらも終盤にやや戻した。
為替は日足で、米ドル円+32、ユーロ円-34、英ポンド円-37、豪ドル円-2、NZドル円+13、加ドル円-37と、米ドルの買いが目立った。原油先物と金先物は上昇から下落、VIXは上昇。米国株はNASDAQのみ上昇している。
一時は「中止」と思われていた米朝首脳会談に、予定どおり開催の可能性を示唆するトランプ大統領の発言や南北首脳会談の急遽開催が報じられて、「マテヨ」モードになっている。早朝の為替も上窓で始まり円安傾向が続いている。日経平均先物-106、ダウ平均先物-53、原油、金、VIXは共に下落。
本日、メモリアルデーのため米国株式・債券市場は休場、大きな指標やイベントもないため、株為替とも調整的な動きながら、リスク回避モードの後退を受けて、株価はやや上昇、為替はやや円安と見る。米朝関連の発言によっては大きく動く可能性もある。
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