☆笛吹けど伊豆の踊子
日経平均は+187円で寄り付き、+152円で大引けした。上海・香港・台湾も前日超えの指数を出した。寄り付き前売り越しにビクビクしていたが、今日の時点では調整的な株売り・円買いが見られただけで、動意薄だった。ただ、ここしばらく、株売り・円買い、株買い・円売りの相関が綺麗に見られたが、本日、東京株式市場が株高で推移してもそれ程の円売りには繋がらず、レンジ市場が続いた。今度こそ、株を売るべく人は売り、円を買う予定の人も買ったのではないか?と思う。
今週は米国最大手の会社の四半期決算発表、26-27日にFOMC会合、その後の日銀金融政策決定会合など、イベントが控えているため、しばらく様子見かも知れない。Appleの決算発表は日本時間の27日深夜なので特に注目したい。FOMCは今回記者発表がないため、利上げは見送られると予想している。ただし声明内容によっては相場が動く可能性もあるため、これも注意が必要だ。日銀の会合後に具体的な規制緩和が発表されれば市場は好感するだろうが、正直なところ緩和も手詰まりと思う。以前のETFの買付のような内容では口先介入レベルである。
☆1/26更新
昨夜の欧州・米国の株価指数が下落、日経平均CMEも-395円となったこと。原油価格が低調だったことから、今日の東京株式市場は下落傾向で動くと思われる。OPECの事務総長が「非」加盟国に減産呼びかけ、というニュースを見た。いやもう、何を言ってるんだか分からない。何故隅を取らない!?(故児玉清氏)ではなくて、OPECが先に減産しないのか。BOEの金融政策委員が原油安のため利上げに猶予期間が生まれたと講演。英国の利上げは5〜6月頃と言われているのでこちらは大して影響はないだろう。
米国マクドナルドが日本法人株を売却。このニュースも昨年から断続的に流れていたが、日本マクドナルドは日経225には入っていないし、既に業績低迷は皆の知るところなので全体には影響ないだろう。為替は窓埋めが終わったあとは小動きである。東京市場が開くのを待っているのだろう。
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