☆ローンより現ナマ
昨日はお出掛けで帰宅が遅れた上疲れて早寝しておった。いやあ、昨日は日経225ほか、中香台、欧州、米国の指数が揃って下落。ダウが終盤やや上げたのがかすかな希望になるかどうかも分からない状況。先週末からやや一服していたリスク回避の流れが、再度加速している。投資家の投資意向がすっかり薄れたのでは?との観測もある。
1.底なしの原油安
2.中国経済の不透明感
3.経済政策の無方向性
4.BOE幹部の利上げ否認発言
昨日出されたのが4で、これは既成方針だから織り込み済み・・・と思いきや、英ポンド売り、ユーロ買いが炸裂した。原油価格は30米ドル割るのが普通になってきたし、中国政府・経済局は景気減速懸念を払うような声明・施策を取れていない。これは中国だけではなく各国政府も同じで、沈黙の欧米(英除く)、口先の日本というところ。いや、昨夜に日本政府筋が「為替相場の動きに注視している」と声明を出せば、一時円売りに転じるので影響ゼロまでは行かないのだが、黒田オオカミ少年のように段々相手にされなくなるのは見えている。
今朝もまだ為替の動きは静かだが、東京市場の指数が続落だとまた円買いが始まりそうだ。石油トップが非公式会合を開いてコスト削減を協議したり、ベネズエラがOPEC緊急会議開催を要請したり(無視される模様だが)、動きはあるものの需給のバランスが変わらない限り、原油安が変わるとも思えない。今月末〜来月上旬まで株為替とも相場は荒れるのではないか。
PR