☆クリントンと栗きんとん( ´−`)
米国大統領選の行方が渾沌としてきた。トランプ候補の女性発言と公開討論会の敗北で、勝負あり、と見られていたのが、世論調査で支持率が回復してきたところに、クリントン候補のメール問題が再浮上。NY終盤は株安・円全面高のまま取引を終えた。トランプ候補の発言は人格的な問題ではあるが、それよりもクリントン候補のメール問題の方が大統領の適性に影響を与えそうなところ。最新の世論調査で両社の差が1ポイントという結果も出ており、選挙直前までは英国国民投票前にBrexit可否の世論調査で相場が上下したような展開が予想される。
早朝の為替相場はやや円買い優勢だが動きは小さい。恐らく東京株式市場の開場を待って動きを見て動きを決める投資家が多いのであろう。指数を見ると、日経平均先物、ダウ平均先物はマイナス、金先物プラス、原油先物マイナス、VIXブラス、とリンク回避モードは継続と見られる。日経平均は先週の利確もあり下落して寄り付くのは間違いない。為替は株価下落を織り込み済みの展開で当初は大きな動きにはならないと思うが、株価が大きく下げる流れになるとリスク回避の円買いが加速する可能性がある。
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