☆海運なんでも官邸だっ( ´−`)
NY開場後、米国株は低調でダウはマイナスに終始した。英独指数も一時プラスになったものの、その後下落しマイナスで大引けした。為替の方は各通貨ペアとも方向性のない動きが続いた。EU離脱の是非について具体的な報道が出だしたためか、英ポンドは糸の切れたところのような不安定な動きを繰り返した。株・為替とも、もうG20を睨んでの調整に入ったのかも知れない。
ここでいきなり海運指数の話をする。正式にはバルティック海運指数(BDI)と呼ばれるもので、海上運賃指数をまとめた総合指数になる。これが注目されるのは、世界経済や商品価格の先行指標とされているからだ。2/11に290と過去最低を記録してから、6営業日連続で上がっており、2/19は315となった。BDIは台風など外的要因による上下が激しいので、短期的な動きにはあまり意味がないが、これだけ連続で上げていれば、経済の底打ち感があると思っていいだろう。年末からの株安・円高の動きはそろそろ反転する可能性が出て来た。
☆2/22更新
英ポンド円は引き続き乱調。EU離脱の是非を問う国民投票は4ヵ月以上後なのに、今から騒いでどうするんだ?先週末の日中欧米株安と日経平均先物CME-172円、寄り付き前注文が210万株の売り越し。これらから、リスク回避の動きは続き今日の東京株式市場も続落だが小動きと予想する。為替も動意薄で(英ポンドを除いて)動きは少なそうだ。シリア停戦合意と原油生産凍結で動きがあっても、市場は織り込み済みと思われるので、株為替への影響は限定的だろう。
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