☆晴天の辟易( ´−`)
蓋を開けてみれば、日経平均株価は前日比1,069円(7.16%)の上昇で終わった。歴代の記録と照らし合わせると、上昇幅で13位、率で12位に入ったことになる。先週の大幅下落と金曜日の欧米株の好調さから反発が予想されていたが、正直、ここまで上がるとは思っていなかった。ブログ主は、売り越し株数と東京株式市場開場直前のGDPから、やや下落と見なしていた。これについては、予想精度の向上に今後とも努める所存でございます。
実際、投資家心理を理解するのは難しい。上海株式市場は上昇傾向にはあったものの終日マイナスだったが、これの影響は株・為替ともほとんど見られなかった。木金の香港市場が大幅下落したことと比べて下落幅が予想より小さかったことを好感したのであろうか。原油の在庫調整関係の報道もあったが、これはしょっちゅう伝えられるもので新味なし。今日は、NY株式市場が大統領の日(ワシントン大統領の生誕2/22に因む)でお休みで、東京市場に売買が集中して大商いになった可能性もある。
ただ、薄氷の高値であるという疑問は残る。明日も株買い・円売りの流れは続くだろうが、ちょっとしたことで再度下落の恐れもある。
☆2/16更新
昨夜はNY休場のため大きな動きはなく円売りが継続した。今朝の為替は円が戻し買いされて円高となっているが、調整的な小動きとなっている。一方、中国首相が自国株価下落を「困難」と「不確実性」と呼んだという報道と、ロシアとサウジの石油相が本日協議するという報道があった。後者はブルームバーグ発なのでこれまでよりは信頼性が高い情報と思われる。寄り付き前注文が340万株の売り越し、日経平均先物はCMEが現在+495円、大証SGXが-55円でスタート。原油価格も30米ドル台をキープしている。
これらから、今日の東京株式市場は昨日よりプラス幅を狭めて寄り付き、上昇傾向と予想する。ただし、上海・香港市場が下がりすぎると下落する可能性もある。為替も円売りトレンドは続くと思うが、大きな動きはないだろう。
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