☆矢口朝駆け(無理矢理w
土曜日は今後は不定期更新ということにしておこう。標ない旅に出ていることが多いのと、株為替とも閉場中のためネタがないこともある。
さて、ベネズエラの経済緊急事態宣言が昨日出された。この国は経済的に危機的な状況にある。オイルマネーが激減しインフレ率は100%を越えている。食料品の配給もままならない状況。しかし、邪推大魔王のブログ主は、それよりもマドゥロ大統領の延命を図るための策の面が強いと思えた。12月の総選挙で野党連合が2/3の議席を獲得して大勝した。そうなれば、現大統領の罷免を求める国民投票が遅かれ早かれおこなわれる。
そこで、マドゥロ大統領は60日期限の経済非常事態宣言を発令した。これは、ベネズエラ憲法が定める例外措置で再度60日間の延長が出来る。ざっと4ヵ月の間、経済対策に全力で取り組むことによって、支持率を上げ国民投票に勝つというシナリオを描いているのではないか?マドゥロはチャベス主義(原油輸出収入と反米姿勢)を続けてきたが、原油安で今それが成り立たなくなっている。野党連合はそこを突いて勝利した。経済的に持ち直せばまだ大統領席にいられる、という腹である。
実際のところ、野党連合が言っていることは、日本で政権交代前の民主党のマニフェストと同じくらいの実現性であろう。旧ソ連や中国含めた社会主義諸国が市場経済を導入したときも、すぐに結果が出たわけではない。経済対策するために必要な外貨も減っている。マドゥロ政権が経済非常事態宣言の元で適切な経済政策をおこなえれば、短期的にはその方が良いと思う。
ここでようやくタイトルの話になる。ブログ主の邪推はさておき、月曜日、南ア、豪、NZ、加などの資源国の株、債券、為替は全面安。米ドル円やクロス円は反発して上がる、と予想しているが、実際のところは分からん。というところで、早朝から取引出来る海外FX会社の口座開設を考え中である。実際に取引しなくても、窓開け前にチャート見られるだけで安心感がある。
サクソバンクとig証券あたりが選択肢。サクソバンクはFXでもプットオプションが使えるようだが、株やETFのプットと同じに考えていいのか。上手く使えれば、高スワップ通貨が下落しても損失を限定することが出来るから、もう少し調べてみないといけない。
☆1/18更新
各通貨とも窓開け後にガッツリ下がったが、すぐ窓埋めが始まった。週末のベネズエラ経済非常事態宣言の影響で資源国通貨が下がると思ったが、そこまで大きくは出なかった。日経225は-320円で寄り付いたが、円買いの動きはなく、むしろ売り戻しが進んでいる。週明けの日本株安は織り込み済みだったという話だろう。ただ、日経平均の続落が続き上海と香港も下がったら、円買いが再炎する可能性もある。
今朝のミラートレードは先週からの2建玉のみ建っていて、新たな売買はしていない。いまは様子見だとストラテジーくんも分かっているようだ。
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