☆リクルート(CMのメロディでw)
2013年の今日、リクルート創設者の江副浩正氏が亡くなった(1936〜)。通称リクルート事件は1988年なので、そろそろ記憶の外に追いやられそうだ。当時、この事件を見聞きして、株のダークなイメージが付いたのを覚えている。
昨日の東京株式市場は寄り付きから軟調で、前場で日経平均が一時18,805円(-171円)まで下がったものの、その後じり高に動いた。後場の14時頃に18,970円(-6円)まで回復したが、最後に値を下げて18,910円(-65円)で取引を終えた。為替は調整的な動きだったが、豪州の政策金利据え置きと中銀の景気判断が改善と伝えられたことを受けて、豪ドルとNZドルが上昇した。
ロンドンタイムに入ると米ドルが独歩高の局面となった。ユーロは横ばい、英ポンドは下落だったが、18時過ぎからは円の全面安の展開となり、とりわけポンドの買いが進行した。ポンドの上昇にはBOE(英国中銀)の利上げ前向き発言が影響していると見られる。ただし豪ドル・NZドルは東京タイムの上げが影響したのか、レンジ市場だった。NYタイムではドル円は上げ渋り、ポンド円は続伸となった。NY株はダウ平均が一時20,155まで上がったものの、上げ渋って終値は20,090(+37)に留まった。NASDAQは上昇、S&P500は横ばいだった。
昨日は大きな指標の発表はなく、米国長期債金利や日経先物、ダウ平均先物、欧米株価を材料に神経質な動きとなったと言える。日足ベースでは、ドル円が+70Pips、ユーロ円が横ばい、ポンド円が+130Pipsとポンドの上昇が目立った。東京タイムで上げた豪ドル円は横ばい、NZドル円は+30Pips、加ドル円は横ばいだった。
原油先物はWTIが下落、Brentがポンドの上昇を受けて上昇し、差が広がった。金先物は高値安定である(買っておけば良かった)。VIXはやや下落だった。
早朝の為替は豪ドルを除いて主要通貨でやや円高に動いている。日経平均先物はややプラス、ダウ平均先物はややマイナス、原油先物は下落、金先物は横ばいである。今日の東京株式市場は、昨日の利確と堅調な欧米株から寄り付きから上昇と見る。為替は昨日と同様に少ない材料を見ての神経質な動きとなるだろう。
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