☆配当スピーチ(苦しいw
金曜日の夜は予想どおりの小動きに終わった。しかし、1日を通して見ると欧米勢休みにも関わらず為替はかなり動いた感がある。
株式は、期末の時点で保有していないと配当金や株主優待を受け取ることが出来ない。会社によって決算期が違うが、日本の場合は会計年度に合わせて決算期を3月としている会社が多いため、3月末(半期配当がある場合は9月末)が期末となる。実際には、名義書換に掛かる日数を入れて3営業日前に株式を購入する必要がある。この日を権利付き最終日と呼ぶ。ここでどさくさにお詫びだが、前回更新で権利付き最終日と書くところを権利確定日と書いていた(訂正済み)。誠に申し訳ない。
権利付き最終日の翌日を権利落ち日と呼ぶ。この日以降に株式を売っても配当金や株主優待が貰える。これによって、権利付き最終日前数日は株価が上がり、権利落ち日後数日は株価が下がる流れが出来る。あ、これも書いておかないといけないが、権利確定日は末日でない会社も少々あるので、念のため該当企業のIR情報で確認されたい。
早朝の為替は円が全面安の流れになっている。日経平均先物CMEは-48円だが、先物は配当金相当分が割り引いて売られるので、実質はプラス。寄り付き前注文は350万株の買い越し。基本的に今日は株高・円安で推移すると予想する。
☆18時半更新
東京株式市場は日経平均が+126円で寄り付き、後場も+131円で始まったが、明日権利落ち日の反落を見越した売りが早くも入ったため、一時マイナス転したものの終盤に持ち直し、+131円で取引を終えた。為替は円安のトレンドが続いている。欧州勢はイースターマンデーで休み(ロンドン証券取引所も休場)のため、夕方も為替のトレンドに変化はなかった。原油価格は上昇し一時1bbl/40.10米ドル台まで上がったが、現在は38.80米ドル台で推移している。
NY市場は開くものの、キリスト教徒が多い米国での取引自体は低調と思われる。イエレン議長の講演があるらしいが、爆弾発言でもない限り影響は限定的で、東京タイムの流れが継続すると予想する。
余談になるが、日本時間の朝から昼頃までBrent原油が、1bbl/41米セントだったことにお気づきだったろうか?ドルの書き間違いではなくセントである。先物の知識には疎いブログ主なので間違っていたらゴメンナサイだが、これは現物引き渡し期限が迫ったので投げ売りされたのだと思う。貴金属を除くと現物引き渡しは現実的ではない。そもそも、大量の原油を保管するには危険物取扱者の資格がいる。
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