☆マカロンなら毛糸洗いが(以下略w
仏総選挙で千手観音が手練れぶりを発揮してトップ当選・・・仏様の人気投票ではないってw マクロン新党が7割を超える議席を獲得する見込みとなった。ギリシア支援案の決定も大詰めと報じられており、EUの安定感は強まったと見る。英国は保守党敗北によりメイ首相の求心力は低下しており、Brexit交渉にも強く臨めない恐れがある。これは英国とEUにとってリスクである一方、ソフトBrexit方向に振れるのではないか?という投資筋の期待も交錯して、株為替は動きが読みにくい展開になりそうだ。
週末の東京株式市場は、前日の円安を受けて日経平均がプラス圏で推移し、一時20,015円(+183円)まで上げ幅を広げたが、終盤で値を戻して19,943円(+111円)で取引を終えた。この最後の10分、20分に売りが入るのはいつものことである。日銀会合後の政策金利発表では為替はほとんど動かなかったが、黒田日銀総裁の定例記者会見で「出口戦略」の言及を避けたことから、為替は(日銀総裁会見後には珍しく)一時円売りの展開となった。上げは一時的だったかその後も円安傾向は続いた。NYタイムに入ると序盤のダウ平均マイナス圏や、相変わらずのハイテク株売り優勢を嫌気して、円が買い戻される展開となった。ダウ平均とS&P500は値を戻してプラス圏で終わったが、NASDAQは前日割れとなった。
ハイテク株下落には、先週のゴールドマン・サックスの発言が影響していると見られるが、実際のところ、当該業種の業績は良好であるため、長期的には株価は上昇すると判断する。機関投資家がボラティリティが少ない(利幅が薄い)のを不満に思って、仕掛けしたとも取れるところだ。為替は日足では、米ドル円-1、ユーロ円+50、英ポンド円+21、豪ドル円+45、NZドル円+47、加ドル円+37と、昼間の貯金が効いて主要通貨で円安で終わっている。謎ドルが対円の上昇率では一番なのはやはり謎だ。原油先物は上昇、金先物とVIXは下落となった。
早朝の為替は、上記仏総選挙の結果を受けてユーロが上昇、謎ドルも上昇。日経平均先物-23、ダウ平均先物+19、原油とVIXがマイナス、金がプラスである。寄り付き前注文は-60万株の売り越し。今日の東京株式市場はマイナス圏で推移、為替はやや円安と予想する。
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