☆あぶらなめ参上( ・o・)。
OPEC総会は(予想どおり)原油減産や凍結などの成果を出せずに閉幕した。サウジvsイランの溝は簡単に埋まることは考えにくい。ただ、次回予定の11月の総会までにはイランもフル生産の体制が整うだろうから、何らかの合意は結ばれるのではないかと思う。この結果が伝えられると、原油先物価格は下落したが、程なくIEAの石油在庫減少が報じられると落ち着きを見せた。為替はやはり織り込み済みが優勢となり、(それによる)動きはなかったが、リスク回避の円高は続いた。
ECBによる今年のインフレ率予測引き上げで、一時ユーロが上昇を見せたがすぐに値を戻した。ADP雇用統計など米国指標もいくつか発表されたが市場の反応はほぼスルーだった。NY株自体はマイナスから始まったもののじり高で中盤にプラス転し、+48と小幅に上げて終わった。
日経平均先物CMEは+37円、SGXハは+45円、寄り付き前注文は560万株の売り越し、原油価格はWTIが1bbl/49.0米ドル台、Brentが49.9米ドル台。今日の東京株式市場は、通常であれば大幅な反発となるところだが、昨日からの円高で上値が重い展開と予想する。為替も円高基調だがそろそろ下げすぎ感が出て来ているので、下げ渋りと思われる。
☆19時半更新
東京株式市場は、日経平均が+36円と小幅に上げて寄り付いた後、上げ幅を+100円超えまで延ばしたが、下落を初め+27円で引けた。後場は+45円で始まり上下を繰り返しながら+79円で取引を終えた。為替は日本株の動きに寄り添うように昼過ぎまで円高、以後円安に推移した。円安トレンドは現在も続いている。
欧州株はスペインを除いてプラス、ダウ平均先物、日経平均先物どちらもプラス、原油価格は上昇傾向である。本日米国の雇用統計ほかの指標を控えているので、その影響は当然出てくるが株高・円安傾向は続くと予想する。
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