☆ヒデとローザンヌ(苦しいw
1923年の今日、トルコ共和国と西欧諸国の間で「ローザンヌ条約」が結ばれた。第一次大戦後の講和条約としては既に「セーヴル条約」が締結されていたが、こちらはオスマン政府が結んだ、トルコに圧倒的に不利なものである。アンカラ政府が政権を把握しギリシアとの戦争にも勝利したため、新たに条約が結ばれた。ローザンヌ条約にはトルコが100年間資源開発を凍結するという密約が含まれていたとされる。
週末の相場は株安・円高に終始した。東京株式市場では日経平均の下げ幅は僅かで、マザーズやJASDAQはプラス圏で取引を終え、為替も豪ドルを除き小動きだった。しかし、ロンドン〜NYタイムに入ると円買いが優勢となった。豪州中銀副総裁の利上げ否定発言が報じられて、午前中から売られていた豪ドルは更に下落した。米国株は3指数がともに下落、欧州株もトルコ以外は下げる展開となった。
為替は日足で、米ドル円-77、ユーロ円-52、英ポンド円-77、豪ドル円-102、NZドル円+9、加ドル円-26と、謎ドル円のみ僅かに上げるという謎ぶりを示した。原油先物とVIXは上昇から下落、金先物は上昇した。
早朝の為替はやや円安に動いている。日経平均先物-130、ダウ平均先物+4、原油は上昇、金は横ばい、VIXは下落している。寄り付き前注文は220万株の買い越し。今日の東京株式市場は下落は止むなしとして、どこまで粘れるかがポイントとなる。為替は緩やかな円安と見る。日経平均の終値が週末と同程度の下げ幅に留まれば、ロンドンタイム以降に円売りとなる可能性もある。
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