☆ダイエー定刻
近くのイオン(元ダイエー)は21時までの営業だが、都市部のイオンは24時間営業。ウォルマートも食料品ゾーンは24時間である。いや、問題は大英帝国のことだ。英国はユーロには加盟していないが、EC(EEC)からの流れでEU自体には加盟している。しかしEUも脱退する動きがある。今年の6月以降に国民投票をおこない、その結果を見て脱退するか残るか決めるようだ。
日本の感覚だと、議会解散して国民の信を問え、的な話になるが、英国では議会(庶民院)を解散することは滅多にないため、国民投票が使われる。政権与党の保守党は条件付き残留、要するにEU脱退を交渉条件にして英国に有利な経済政策を引き出そう、という考えで、野党労働党は脱退上等。世論調査では半々。最短でも5ヵ月あるとは言え、どちらに転んでもギクシャクするのは間違いない。
http://ecodb.net/ranking/group/XD/imf_ngdpd.html
EU内で英国の経済規模はドイツの次に大きい。その国が抜ければEU全体への影響は大きい。まず、ドイツがEUに出している予算負担額が増えるのは確実。いや、恐らく最初は各国に負担増を求めると思うが、フランス他は拒否して結果的にドイツが被ることになる、はず。
https://www.nomura.co.jp/market/report/outlook/ex_gbp.html
野村證券の予想はこんな感じだが、既に年末に英ポンド円は一時177円を割った(^_^;)。ただ、今年5月頃と予想される利上げ時期まで、ずっと下がり続けるほど英国経済が低迷しているとは思えないので、どこかで反発すると思う。去年の最安値が174.866円だったので、175円台で踏み留まると取りあえず予想しておく。
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