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12月15日(木) 曇り

☆2日遅れの織田裕二( ´−`)

 イエレンFRB議長激カワユス(#^_^#)。同議長のゆっくりした話しぶりと平易な英語を使った経済問題の説明はとても好印象である。

 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN15H0H_V11C16A2000000/
 取り敢えず一つだけリンクを張っておく。今回のFOMC声明とイエレン議長の会見のポイントをまとめると次のとおり。

 1.米国が好況でとりわけ雇用状況が改善されているので利上げする。
 2.来年の利上げは3回の予定。9月には2回予定だったが景気が良いんで1回増やす。
 3.新政権の財政・減税策の効果は詳細分からんからまだ何とも言えん。

 1,について、議長が継続して雇用問題を重視している点に注目したい。来年以降も失業率などの雇用条件が悪化した場合には利上げのペースが落ちることも考えられる。
 2.の利上げ回数はソースによっては分かりにくい。今回利上げされた政策金利0.5〜0.75%の中央値が0.625%であり、来年末の金利見通し1.375%との差が0.75%であることから、0.25%x3回分の利上げ幅となる。

 一部で懸念のあったトランプ相場での米ドル高について懸念する発言はなかった。これは3.とも関連すると思われるため、来年以降もドル高相場が続けば何らかの意見が出される可能性はある。

 昨日の東京株式市場は、寄り付き後直ぐにマイナス圏に落ちていたところ、後場に入って持ち直し+3円とほぼ横ばいで終了した。欧州株は終始マイナス、米国株はほぼマイナス圏で推移し、FOMC声明直後に一時上昇したがすぐに下がって、-118ドルと久しぶりに前日割れで取引を終えた。為替は東京〜欧州タイムでは各通貨とも揉み合いだったが、日本時間の4時過ぎからドル高円安が急速に進んだ。ドル円は117円、英ボンド円は147円台まで上げている。これは金利が上がれば、株を売ってドルを買う動きが出てくること、それを織り込んでの株の信用売りが入ることが理由である。

 一方、日経平均先物CMEは終値が+76円となり、本日の東京株式市場はドル高円安を受けて上昇トレンドが期待出来る。為替はもう上がりきった感があるので、やや値を戻す展開と見る。
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