☆天国と地獄( ・o・)
昨日の東京株式市場は寄り付きから軟調で、日経平均が19,337円(-184円)まで下がったが、そこから値を戻して、19,455円(-65円)で取引を終えた。為替は株価上昇に合わせて円安に推移した。ロンドンタイムに入り、RPIやCPIが予想を上回って改善したことから、英ポンドが独歩高となった。米ドルはやや下落、ユーロは横ばいだった。
NYタイムで21時半の米国四半期経常収支が予想を上回ったもののマイナス、それを受けての10年債権利回り低下を受けて、リスク回避モードが高まり、為替は円高に転じた。寄り付きではプラス圏だったNY株がマイナスになると、円の全面高の展開となった。ダウ平均は下がり続け20,668(-237)と1%以上の下落幅となった。日足では、ドル円-80、ユーロ円-10、ポンド円+40、豪ドル円-100、NZドル円-70、加ドル円-60となった。ドルのほか、資源国通貨が原油先物価格の下落を受けて大きく値を下げる結果となった。金先物、VIXはともにプラス。
早朝の為替は、大きく開いた窓を埋め掛かったところで再度下落している。日経平均先物は-500円を超える下落、ダウ平均も下落している。原油と金は調整売りでやや下落、VIXはやや上昇。寄り付き前注文は-490万株の売り越し。今日の東京株式市場は、寄り付きから大きく下げて軟調に推移すると見る。ただし、株価が一定下落すると期末配当取りの買いや、悪材料出尽くしで上昇に転じる可能性もあると思われる。
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