☆全人ザボーガー( ・o・)
先週末の米国雇用統計は雇用者数増、失業率同じ、時給減、と絶妙な内容となった。景気はいいが今月の利上げはしなさそう、という投資筋の評価となり、NY市場でも株価が上昇した。為替も円売りトレンドが継続することになったが、4時頃を山に円が買い戻される動きとなった。早朝も窓明け後やや円が売られたあと買われ、オセアニア通貨は下がっているが、全体には小動きが続いている。
日経平均先物CMEが+55円、寄り付き前注文が1320万株の買い越し。今日の東京株式市場は続伸、円売り継続と予想する。5日から開催中の全人代含め、中国当局からの何らかの発表があれば、動きがあるだろうが会議はまだ始まったばかり(会期は10日間くらい)なので、大きなものはないと見る。
☆17時半更新
日経平均は+9円で寄り付いたものの、下落してマイナスに転じるとそのまま先週割れで推移し、-103円で取引を終えた。特に悪い要素はなかったが、千円近く上げた反動で調整売りや利確売りがあったのだろう。為替は米ドル円、クロス円とも小動きに留まった。欧州勢が為替に参入後も大きな動きはなかった。ロンドン市場が開き株価が低迷するとユーロが大きく買われたが、今はやや売り戻しされている。
ダウ平均先物CMEは先週の終値よりやや下がっているので、欧州株がこのままマイナスで推移すれば、米国株も売り優勢が予想される。為替は欧米株安が続き限りやや円買い傾向となるだろう。
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