☆そこまで言って石田三成(無理矢理w
前回更新後に円買いが再炎したが、19時半過ぎに内閣官房長官参与(経済担当)が消費税10%上げ延期のみならず、7%へ引き下げまで踏み込んだ発言をしたと報じられたことから、リスク回避モードが大幅後退。米国勢が為替市場に参入すると一気に円の戻し売りが進んだ。NY株式市場が開くとダウ平均+64米ドルで寄り付いた。石油在庫が原油増、ガソリン減と発表されると原油価格が上昇。株買い円売りの流れが定着した。この発言をした本田悦朗内閣官房参与は、元々デフレ下での増税に反対であり、そして、安倍首相の経済政策に大きな影響を与えていると言われる。
早朝から為替は円売りが一服、各通貨ペアとも概ねレンジ市場となっているが、ユーロと英ポンドはやや下げる展開が続いている。
日経平均先物CMEは+153円、寄り付き前注文は490万株の買い越し。これらを総合すると、本日の東京株式市場は上昇トレンドと予想する。
☆17時半更新
東京株式市場は日経平均が+168円で寄り付いた後は、前場・後場を通じて堅調に推移し、4日ぶりの反落+210円で取引を終えた。昨日から悪い要件がなかったので、もう少し上げてほしかった気もするが、投資家の潜在的なリスク回避モードが続いている以上贅沢は言えない。原油価格も東京時間は1bbl/38米ドル台で推移した。
欧州株は英独指数ともにマイナスで寄り付いたが、直ぐにプラス転し今は上昇トレンドに乗っている。ダウ平均先物CMEは前日とほぼ同じ。今夜のECBや米国失業保険などの指標発表を控えての様子見だろう。指標が好調でNY株も堅調だと、明日の東京株式市場も続伸が期待できる。
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