☆ポンドはきまぐれオレンジロード( ´−`)
ポンドは相変わらず値動きが激しいわけで、一度下がると自律反発より更なる売りに繋がるのが多い訳で、ということは・・・きまぐれオレンジロードごっこは文章にすると実にくどくて、欠いててイライラした(^▽^)。
週末の東京株式市場は、終始マイナス圏で19,686円(-126円)と久しぶりに百円超の下落となった。一方、欧州株はそれぞれ、米国株はほぼ横ばい、と相変わらずの日本株の軟調が目立った。為替は特段の材料がないにも関わらず、上記英ポンドを筆頭に円が急騰した。日足では、米ドル円-51、ユーロ円-98、ポンド円-208、豪ドル円-49、NZドル円+14、加ドル円-15と、ポンドが対円で-200Pipsと大幅下落、NZドルの上昇が目立った。報道毎に揺れはあるものの、少なくとも原油の生産制限は続けると見られるため、資源国通貨は下げ渋ったと思われる。
ポンド下落の原因として、最新の世論調査で英国保守党の支持率が低下したことを受けたことが投資アナリストの分析だが、これはちょっと後付けな希ガス。爆破テロ直後で政権への批判票が入っているし、もし、労働党が勝利したとしても、Brexitや政治経済政策に急激な変化はないと見るからだ。今更Brexitの日程変更したら国際的な信用は丸つぶれだし、党の名前だけ見ると正反対に見えるが、主要政策にはそこまでの差はなくなっている。
そんな中、5/27からのラマダーン初日には恒例となってしまったISIL勢力のテロに加えて、週明けには北の国からの飛翔体が観測された。ただし、両者とも、被害に遭われた方は誠に気の毒だが、投資筋にはいつものイベントになってしまって早朝の為替はほぼ反応なし。
原油先物は25日に下がったところで横ばい、金先物は週末に上げて高値安定、VIXは低値安定。日経平均先物+43、ダウ平均先物+17、寄り付き前注文は-10万株の売り越し。今日の相場は週末の円高をどう市場が見るかに掛かっている。上記日米先物を見る限りでは株価は下げ止まりと見るが、今日は米英中の三国で一部閉場となるため、全体には動意薄となるだろう。ただし、何か材料が出て来ると薄商いな分、一時的に大きく動く可能性もあるので注目したい。
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