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1月10日(火) 曇り☆11時50分更新

☆ポンドは気まぐれ(お約束w

 昨日は東京株式市場休場であり、為替も小動きかと思いきや、14時過ぎに英ポンドが急落。他通貨もほどなく貰い下げする展開となった。理由としては、週末に英国メイ首相がEU離脱計画を数週間で策定するという、ハードエグジットを示唆する発言が伝えられたことを受けて、早起き欧州勢がポンド売りに走ったためと思われる。ポンド円は日足ベースで220Pips下げ、トランプ相場以降最大の下げ幅となった。ドルストレートは90Pips、ユーロ円は50Pipsの下落、オセアニア通貨はほぼ変わらずだった。

 欧州株は、何故か英国FTSEが収支プラスだったが、主要国は概ね下落。原油先物は下落、金先物とVIXは上昇と、リスク回避モードがはっきりしている。市場関係者にとってBrexit問題は相変わらずの地雷のように見えるが、それを利用して仕掛けている者がいる疑念も消えない(^_^;)。

 早朝の為替も円高傾向で、原油先物や金価格も昨日からの動きが続いている。今日の東京株式市場は、昨日の株安円高を受けて寄り付きから下落と見るが、日経平均先物が僅かな下落に留まっているところから、売りが一巡してからは上昇に転じることも考えられる。為替は円買いが続くと思われるが、過熱感もあり東京〜ロンドンタイムは昨日のような派手な動きはないと予想する。

 明日(明後日の可能性もある)は、トランプ次期大統領の記者会見が控えている。もしドル高牽制と取られる発言があれば、更に円高が進むと思われるが、無難な発言に終始した場合は、円が戻し売りされる可能性もある。

 ようやく口座開設が終わった「みんなのクレジット」にいよいよ出資する。ソーシャルレンディングは他にもいくつかあり、「年7〜14%の利回りで不動産担保案件」を歌っているところが多い。しかし、ここで次の2つの点に注意しておきたい。

 1.金融機関の融資であればずっと低金利であるはず。
 2.不動産担保は必要十分か、破綻時に直ぐ換価できるものか。

 1.は企業側が敢えて高利のソーシャルレンディングを選ぶのは、業績・信用面で金融機関が貸さない案件ではないか?という懸念である。2.は仲介業者側が担保不動産の評価を正しくしているか、破綻時に競売などの手続きを円滑に進められるのか?である。今の時点では多額の出資は控えておいた方が良さそうだ。

 ☆トランプ次期大統領の記者会見は、11日または12日だったので、一部修正した。
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