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1月13日(金) 曇り

☆サンタのおねぃさん(。-_-。)

 1991年の今日、宮沢りえ「Santa Fe」が発売された。公称155万部と言われるので、売上は155万x4,500円=69億7500万円となる。印税はその1割として約7億円。所謂写真集では最大の売上である。

 さて、最近当たらないと一部で評判の株と為替の予想だが、昨日の外し方は半端ねぇ(これまた外す<m(__)m>)。トランプ次期大統領の記者会見終了後は評価が分かれて相場も揉み合いだったが、東京タイムで寄り付きから株価が大幅安となると、円買いが急速に進んだ。トランプ氏が減税などの経済施策への言及がなかった点が失望された、とアナリストは解説しているが、いや、会見直後はそんなこと言ってなかったろうに。

 今の時点で、各方面に根回しが必要な経済的な施策について、具体的な発言はないと思っていたが、市場の見方は違ったようだ。機関投資家も個人投資家も必ずしも合理的な行動をするとは限らない、という当たり前のことを再確認したいと思う。就任100日という言葉は、F.ローズベルト元大統領が後のニューディール政策と呼ばれる重要法案を100日間で次々と成立されたことに由来する。この期間は大統領の支持率も高いため、施策を実現しやすい背景がある。ただし、ローズベルトは四選されるほどの絶大な支持を受けていた。レーガノミクスや冷戦終結で功績のあったレーガン元大統領も、2期目でローズベルトを凌ぐ選挙人を獲得した背景がある(この百年で一番の圧勝)。共和党内にも不支持があるトランプ氏の場合、100日間にどこまで出来るのかは大きな疑問だ。まずは、20日の就任演説と27日の日米首脳会談を待たねばなるまい。

 昨日の東京株式市場は、日経平均が一時19,069円まで下がり19,000円割れかと見られたが、後場後半で値を戻して、19,134円(-229円)で取引を終えた。欧州株は英FTSEが僅かにプラスになったが、他の主要国はマイナス圏。米国株もダウ平均が19,770まで下がったが、中盤からじり高となり-63まで戻して取引を終えた。為替はドルストレートが113.7円台、英ポンド円が138.9円台まで下落したが、ユーロ円の下げ幅は狭かった。資源国通貨は原油価格の上昇を背景に(米国と関係の深い)加ドルを除き、対円で前日プラスとなった。トルコリラ円は一時29.0円台まで売られた。為替は米国株のじり高や日経平均先物の下げ渋りを足掛かりにやや値を戻して取引を終えている。金先物は高値安定で、ブログ主は「金が新年」だったと、買わなかったのを悔やんでいる。

 早朝の為替はほぼ横ばいで推移している。今日の東京株式市場は、寄り付きからは昨日の利確買いが優勢だが、次第に軟調となると見る。為替も昨日のような円高はないと思うが、大きな反発もないだろう。17日に英国メイ首相がEU離脱についての発表をおこなうと報じられており、ポンドは突発的な売りが入る可能性もあるので注意したい。
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