☆ポンポンポン、ポンド、ポンド下落( ´−`)
バット持ったら鈍器(怖いw)。
金曜日の為替は各通貨とも日足ベースでほぼ横ばいかプラスで終わり(ドルストレートは僅かにマイナス)、株価も米国株がダウ平均-5と僅かに下げたほかは、堅調に推移していたところ、週明けの英ポンド安に驚いた。
原因は、定期的に出てくるHardBrexit(急速なEU離脱)リスクへの回避行動になる訳だが、ちょっとビクビクし過ぎじゃ?と思える。一昨年1月のフランショックと同年8月のチャイナショック以降、機関投資家も個人投資家もリスク過敏症と言うか、過度のリスク回避に振れている。国民投票から7ヵ月経って、やっと交渉に入るくらいの時期に、最長10年掛かるとも言われるBrexitを心配してどうするのよ、というところだ。
とは言え、投資家が合理的な行動をするとは限らないのも当然のこと。これからも忘れた頃にやってくるBrexitイベントには注意したい。当面は、英国メイ首相の演説とその後の金融機関への説明が予定されている、17〜18日の為替の動きに注目したい。
早朝のポンド円は一時136円台を付けた後、137.9円台まで値を戻したが再度値を下げている。他の通貨も対円でやや貰い下げしている。原油先物はやや下落、金先物はリスク回避の買い優勢である。
今日の東京株式市場は、寄り付きから円高基調を受けて反落すると予想する。ただし、既に底打ち感はあるので、円の売り戻しが始まればややマイナス程度までは値を戻す可能性もある。いずれにしても、まだトランプ期待は残ると見る。株為替とも大きく崩れることはないだろう。
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