☆介入つかさどります(T_T)☆/(x_x)
切腹と言うと聞こえはいいが、基本的に介錯を伴うので実質的には斬首と同じである。
今朝、麻生財務相が「必要に応じて適切に対応する」「介入についてはコメントしない」と為替介入を考えていることを漏らし、石原再生相、黒田日銀総裁が株為替の動きが不適切な旨発言した。そして、昼過ぎに安倍首相と黒田総裁が浅川財務官を交えて会談。と、ここまで来れば為替介入を協議しているとしか思えなかった。
もちろん、関係者は介入の是非や時期を漏らしたり仄めかしたりすることはない。それをやったら、投機筋が売り抜け・買い抜けを仕掛けるのは明らかだ。本日、昼前から円安の展開になったのは、すぐに為替介入があると思った投資家のポジション整理だったと思う。しかし、そう簡単に介入準備が出来るはずもなく、恐らくは来週の為替レートを見て適切な時期に、と考えているだろう。
今日の東京株式市場は-287円で寄り付き、意外に下落幅が小さいと思っていたら、どんどん下落し14,000円台まで下がった。その後も前日を大きく割れる展開となったが、前場終盤と後場序盤でやや上昇した。その理由は上記為替の動きと同じであろう。本日の介入はなさそうという観測から再度下落し、-760円で大引けした。
ロンドン市場が開くと、独のGDP(10〜12月)が+0.3%とゲルマンの底力を見せたことを好感し、欧米株は全面高となった。為替も円安傾向で推移している。米国では企業の四半期決算が終わって、自社買いが再開すると思われるので、そろそろ株高を期待する。
PR