☆深刻な申告( ´−`)
ブログ主、確定申告書の作成でBrexitの古傷を思い出したところ、税法に関して新しい情報が入った。ここでも何度か書いたように、特定口座(源泉あり)の株式配当金や投資信託分配金を確定申告すると、総合課税の場合は配当控除、申告分離課税の場合は株式譲渡損失との損益通算(相殺)が出来るメリットがある。その反面、住民税や国民健康保険料が増え、トータルで増税(料)となる場合がある。
それが税法の運用変更で、所得税のみ総合または分離とし、住民税・国保料は源泉のままでOK、という方法が選べるようになった。ただし、先に住民税の申告を済ませる必要がある。おお、やるじゃん税法(。-_-。)、と一昨日1日だけ思っていた。しかし、税法の改定や運用が、納税者に一方的に有利になることはあり得ない、という観点から思い付いたことは一つ。特定口座(源泉なし)で配当金・分配金所得がある者は、20万円(または38万円)以下であっても、本来住民税の申告は必要だが、実際に申告している者はほとんどいない。今回は、ここから税を毟り取るのが裏の目的と理解した。間違えて20万円以上の者が来てくれれば税務署も助かるというわけだ。
せっかくのマイナンバー制度だから、確定申告時に「住民税は源泉」チェックを付けてやれば、納税者の手間は省ける。何故、それをやらないのか疑問だ。
週末の東京株式市場は寄り付きから大幅に上げ、そのまま右肩上がりに推移した。終盤に日経平均19,623円(+305円)まで上げ幅を広げたが、最後にわずかに下げて19,604円(286円)で取引を終えた。また2万円台への希望が出て来た。為替も円安が継続した。ロンドンタイムでも円売りが優勢だったが、NYタイムに入って米国要人の「日本は重要国」的な発言から、一気に反発し円高局面になった。ただ、何でこの発言で円高?という疑問が残る。米国株はダウ平均が一時マイナス圏に沈むなど低調だったが、終値は3指数ともプラスとなった。
日足では、米ドル円-20、ユーロ円+100、英ポンド円-10、豪ドル円+40、NZドル円+20、加ドル円+20と、先週のユーロ高が浮き彫りとなる結果となった。原油先物は下落、金先物は上昇、VIXは下落となった。
早朝の為替はユーロが上がっているが他は小動き。日経平均、ダウ平均の先物はともにマイナス、原油下落、金上昇、VIX上昇である。今日の東京株式市場は、寄り付きから週末の上げ分の利確売りが優勢で、それ以降も軟調と見る。今月の米国利上げ予想が9割を超えているため、それはもう織り込み済みで為替も小動きとなるだろう。
確定申告が明後日までで、申告書作成の進捗によっては両日の更新出来ないかもしれないので、事前にお詫びする。
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