☆祝百周年\(^^@)/
1918年の今日、松下電気器具製作所(現パナソニック)が創業された。日本的には今年が百周年となる。浮き沈みのあったソニー・東芝と比べると堅実な経営だったと言えるだろう。
昨日の相場は全般に方向性の見えないものだった。大きなイベントや指標もなく、要人発言や関連指数で動いた感がある。トランプ大統領経済施政演説自体は好意的に受け止められたが、そのままリスクオンが続くほど市場は甘くない。移民制限の大統領令の再提出の構えもあり、底にはリスク回避が流れていると見る。
昨日の東京株式市場は、日経平均19,340円(-128円)〜19,411円(-57円)のレンジで推移し、終値はその真ん中あたりの19,379円(-90円)だった。為替は織り込み済みで僅かな動きだった。ロンドンタイムでは、フランス大統領選の世論調査で、支持率トップだったジュベ元首相が、不出馬の声明を出したことからユーロが戻し売りされ、英ポンドも釣られ下げとなった。先週のユーロ上げには釣られなかったポンドが今度は釣られるのが不思議だ。
ロンドンタイム後半にはユーロは持ち直したが、ポンドは軟調が続いた。これらのダラダラ相場を受けて、NYタイムでも各指数がマイナス圏で推移する展開となった。後半に買いが入り値を戻したものの、終値は20,954(-51)で21,000を割り込んだ。NASDAQとS&P500も下落して終わっている。為替は概ねレンジ市場が続いた。日足ベースでは、米ドル円横ばい、ユーロ円-30、ポンド円-50、豪ドル円-10、NZドル円-30、加ドル円-20と円高基調は変わらなかった。原油先物は横ばい、金先物は上昇から下落、VIXは下落だった。
早朝の為替はやや円安、日経平均先物とダウ平均先物はともにやや下落、原油、金は横ばい、VIXわずかに下げている。今日の東京株式市場は、昨日の下げの利確買いで寄り付きからはややプラスと見る。2度目の移民制限令の影響は今のところ見えないが、今後の政府の発言には注意が必要だ。北の国の衛星問題も、国連安保や日米韓は大慌てだが、市場は「またか」の反応だろう。気になるのは経済政策の具体的な内容で、前回の演説から日にちが経つとまたどうなってるんだ?リスクで株安・円高の火種になりかねない。
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