☆ポンドは気まぐれ(多分2回目)
NY株式市場は良悪特に材料がないこともあり小動きとなった。ダウ平均が-9米ドルで始まり、中盤で一時上げたもののその後は軟調な度合いで推移し、-55米ドルで取引を終えた。産油国会合の具体的な情報がないこと、イランなどが増産しているとの情報から、原油価格は36米ドル台まで下落したが、市場の反応は薄く株為替とも大きな動きにはなっていない。為替はNY開場前後にやや円安傾向になり、特に英ポンド円が上昇したが、上記NY株の低迷を受けて朝の水準まで戻した。
英ポンド円は一時70Pipsほど上がったが、更なる上昇を持って利確を見逃したブログ主である。何かの際に出てくるBrexit問題が上値を重くしているのかと邪推しているところだ。今朝の為替はやや円高で動き東京市場が開く直前に僅かに円安に動いたが、日経平均がマイナスでスタートすると、再度円高になっている。
本日は更新が9時超えてしまったので参考程度だが、日経平均先物CMEは+73円、寄り付き前注文は10万株の買い越しだった。今日も株安円高のトレンドは続くと思うが、既に株価は6日続落していること、16,000円台を割るのに心理的圧力が掛かることから、株価の下値は重いと判断する。為替もそろそろ円の戻し売りが始まるはずだ。
☆18時更新
株と為替の相互作用で株安・円高が加速した東京タイムの動きだった。日経平均は-390円まで下がり、米ドル円が110円台まで下がったほか、クロス円も大幅に値を下げた。欧州勢参入後やや円が売られる動きになったが、ロンドン市場が開き欧州株が全面安で始まると、リスク回避の円買いが再炎した。17時半発表の英国PMIがやや改善されたことを受けて、各通貨ペアとも円安に推移したが、上値は重く18時前には再度下落を始めている。
欧州株はやや上向きだがNY市場までにプラス転するのは難しそうだ。ダウ平均もマイナスでスタートしたとすると、今の株安・円高傾向は明日の東京株式市場まで続きそうだ。
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