☆想定内(やや古いw
NY市場はダウ平均が概ねプラスで推移していたものの、終盤で調整売りが優勢となり-8で取引を終えた。欧州株も概ねマイナスで終始した。ただし、指標などの発表はなく原油安以外の材料がなかったことから、株為替とも小動きとなった。今朝の為替はやや円安が続いている。
日経平均先物CMEは-110円、SGXは+25円、寄り付き前は360万株の買い越し、原油価格は1bbl/48.0米ドル台。東京タイムには指標発表がないことから、株安トレンドの小動きと予想する。為替は全般には円高傾向と思われるが、EU離脱派優勢が伝えられる英ポンドが上昇する可能性がある。
☆17時更新
東京株式市場は、日経平均が-49円で寄り付いたあと、上下を繰り返しながら111円で引けた。後場は-109円で始まり続落して-155円で取引を終えた。前日の欧米株安と原油安が悲観された形だ。原油価格は限月が7月に交代しても下げ止まりになっているのは、来月のOPEC総会に期待感が薄れたことが挙げられる。イラク・ロシアの不参加が報じられたほか、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が退任することで、減産などの重要な決定はないだろうとの観測からだ。
為替は東京タイムでは円高トレンドだったが、閉場後に急速なドル高、ポンド高が進んでいる。欧州株はギリシアを除いてプラス、ダウ平均先物もプラスで推移していることから、リスク指向が優勢になったものと思われる。NYタイムに入ってもこの流れは続くだろう。その場合、明日の東京株式市場でも株高が期待出来る。
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