☆学校の会談(ネタやや古いw
「学校のカイダン」は広瀬すず+神木隆之介出演のドラマであった。
サミット前日の首脳会談のうち、日米首脳の共同声明だけが生中継されたが、投資筋としてはBrexit問題を抱える英首相との会談の方が重要だったと思う。昨日もEU離脱派と残留派が拮抗しているという調査結果が出たおり、日本でも離脱反対を打ち上げてほしいところだった。
昨夜のNYタイムはダウ平均は続伸したものの、為替は織り込み済みだったと見られ、残念ながら小動きで終わった(こういう予想は当たっても嬉しくないw)。欧州株も好調で原油価格も1bbl/50米ドルに迫る勢いである。そう言えば、以前WTI原油とBlent原油の価格差が縮まっていることを書いた覚えがある。これはBlent原油価格が上がったためと分かった。更にBlent価格は英ポンドと相関があることも(今更ながら)知った。先週からのポンド高はある程度予想出来たことになる。ちょい不覚を取った気分である。
日経平均先物CMEは+193円、SGXは-30円、寄り付き前注文は90万株の買い越しだった。本日26日が権利確定日であることも考えると、今日の東京株式市場は続伸と予想する。為替も円安傾向と思われるが、(まだ始まっていない)サミットへの失望売りが入ってリスク回避の円高に流れる可能性もある。
☆19時更新
東京株式市場は日経平均が+170円で寄り付き、一時+200を超えたもののすぐに下落し、+48円まで下げ幅を狭めて引けた。後場は+79円で始まったあとやや上げる展開となったが、14時過ぎ頃から下落。一時マイナス圏に行ったが終盤値を戻し+15円で取引を終えた。前場序盤の株高とその以降の株安は円為替に誘引されたものと思われるが、朝からの円安から急に円高にシフトした理由は、投資アナリストの見解もバラバラだが、一つに朝から書いた「既にサミット失望のリスク回避」ではあるだろう。先週のG7経済金融会議で成果が出なかったものが、サミットで急展開するとは思えない。
欧州株、原油価格、ダウ平均先物、いずれもプラスの流れは続いているので、NYタイムでも大きく動くことはないだろう。投資筋も、明日に予定されているサミット後の共同声明には、失望しつつも期待している部分はあるので、内容には注目したい。
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