☆ポンポンポンと前田豆(とにかく古いw
連日のように報じられるBrexit問題だが、昨夜世論調査で離脱派の優勢が伝えられたことで、英ポンドが爆上げとなり、英ポンド円は1日で3円86銭も動いたことになる。米ドルやユーロも対円で上昇、円安の展開となった。一方、NY株式市場では序盤の軟調から中盤にやや買いが入ったが、終盤に売りが優勢になりダウ平均-3で取引を終えた。
日経平均先物CMEは+145円、SGXは+35円、寄り付き前注文410万株の買い越し、原油価格はやや下がって1bbl/48.0米ドル台。今日の東京株式市場はややプラスで推移すると予想する。為替は殷安基調が継続し、英ポンドは続伸と思われる。
☆19時半更新
強いぞポンド。欧州タイムに入って英ポンドは上昇を続け、17時半の英国指標(小売り売上高)が予想を大きく上回る改善となってから、上げ幅を更に広げた。円買いが優勢で他の通貨が対円で下げる中、ポンドだけは強気な動きを見せた。18時前にはポンド買いは一段落したが、ポンドが本気を出せば強いことが良く分った。
今日の東京株式市場は日経平均が+162円で寄り付いたが、徐々に下落し-8円で引けた。後場は+30円で始まった後マイナス転換し、軟調が続いたが終盤に値を戻して+2円で取引を終えた。経済指標が良好にも関わらず株価が低迷する一方、円高や原油安には反応する(売りが入る)のは、市場が政府日銀への信頼を失っているためだろう。実際、首相、官房長官、財務相、日銀総裁などが次々と発言するのはいいとして、内容がバラバラなのは困ったものだと思う。
ダウ平均先物がマイナス、原油価格も下落傾向を考えるとNYタイムでも株価は低調と思われる。ただし、英ポンドが再度上昇する兆しを見せているため、これがトレンドになれば他通貨も円安に動き、株買いに繋がる可能性はある。
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