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2月9日(木) 曇り

☆IPOン、それまで(苦しい<m(__)m>)。

 1987年の今日、NTT株が公開されその後318万円まで上昇した。新規公開株としては歴代最高値である。一方、近年公開の郵政3社やLINEなどはIPOの時点では高かったが、以後は軟調になっている。

 移民・難民の入国制限の控訴審違憲審査は週内にも出る見込みだが、どう転んでも最高裁まで行く案件である。まだまだ紆余曲折はありそうだし、違憲・合憲に関わらず国を分断する事案に鳴り続けるだろう。それにしても米国裁判所の審理は早い、と言うか日本が遅すぎるのか。ただ、新政権がこれで足踏みをして、市場期待の減税・規制緩和について動かないのであれば問題だ。

 昨日の東京株式市場は、寄り付きからは日経平均がプラス圏だったが10時半頃に急落。一時18,875円(-35円)まで下げたものの、後場に入って値を戻し19,007円(+96円)と19,000円台を回復して取引を終えた。為替も株価に連動して円高→円安に推移した。ロンドンタイムは欧州株が軟調になるに従ってやや円高の局面となった。NYタイムで米国株が低調な動きで、米国10年債利回りも下落すると円高が進んだが、10年債の利回りが下げ止まると円の売り戻しが優勢となった。

 早朝5時にNZ中銀が、政策金利の据え置きと景気の先行き懸念、NZドル安希望と発言したと伝えられると、NZドルは売りが集中した。フランス大統領選に係る不安感から売られているユーロも引く値安定が続いた。日足ベースでは、ドル円が-40Pips、ユーロ円が-30Pips、ポンド円と豪ドル円が-10Pips、NZドル円が-70Pips、加ドル円は横ばい、という結果になった。原油先物は下げ渋り、金先物は高値安定が続いた。VIXは下落した。

 なお、フランス大統領選でFNのル・ペン党首は確かに支持率26%とトップではあるが、第一回の投票で過半数を超えなければ決選投票となり、そうなれば中道系政党の候補が2/3の得票を得て当選する見込みである。流石に2〜3ヵ月の内に支持率を5割強に持って行くのは難しいため、ル・ペン大統領の就任自体が可能性薄いと見る。

 一方、長引くギリシア問題に、IMFがこのままじゃやってられないよ?とサジを投げそうな発言をしている。ギリシアのEU内での経済レベルは低いが、英国に続いて離脱することになれば、欧州統合自体の信頼感を失うことになる。ただし、EU内では景気対策のカードが僅かしかない。金融政策も統一通貨の元ではあまり出来ないし、景気対策をしようとしてもEU本部が財政赤字減らせと言われているから大して出来ない。ギリシアやスペインなどはこれでどうしたらいいの?と思う気持ちも分かる。

 早朝の為替はやや円高、日経平均先物はややマイナス、ダウ平均先物は僅かにプラス、原油先物はプラス、金先物はマイナスで推移している。今日の東京株式市場は欧米株の軟調と円高を受けて寄り付きからマイナス圏で推移すると見る。為替は週末の日米首脳会談を睨んで調整的な動きになるだろう。昨日から下落を続けているNZドルは反発が期待される。
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2月8日(水) 曇り

☆リクルート(CMのメロディでw)

 2013年の今日、リクルート創設者の江副浩正氏が亡くなった(1936〜)。通称リクルート事件は1988年なので、そろそろ記憶の外に追いやられそうだ。当時、この事件を見聞きして、株のダークなイメージが付いたのを覚えている。

 昨日の東京株式市場は寄り付きから軟調で、前場で日経平均が一時18,805円(-171円)まで下がったものの、その後じり高に動いた。後場の14時頃に18,970円(-6円)まで回復したが、最後に値を下げて18,910円(-65円)で取引を終えた。為替は調整的な動きだったが、豪州の政策金利据え置きと中銀の景気判断が改善と伝えられたことを受けて、豪ドルとNZドルが上昇した。

 ロンドンタイムに入ると米ドルが独歩高の局面となった。ユーロは横ばい、英ポンドは下落だったが、18時過ぎからは円の全面安の展開となり、とりわけポンドの買いが進行した。ポンドの上昇にはBOE(英国中銀)の利上げ前向き発言が影響していると見られる。ただし豪ドル・NZドルは東京タイムの上げが影響したのか、レンジ市場だった。NYタイムではドル円は上げ渋り、ポンド円は続伸となった。NY株はダウ平均が一時20,155まで上がったものの、上げ渋って終値は20,090(+37)に留まった。NASDAQは上昇、S&P500は横ばいだった。

 昨日は大きな指標の発表はなく、米国長期債金利や日経先物、ダウ平均先物、欧米株価を材料に神経質な動きとなったと言える。日足ベースでは、ドル円が+70Pips、ユーロ円が横ばい、ポンド円が+130Pipsとポンドの上昇が目立った。東京タイムで上げた豪ドル円は横ばい、NZドル円は+30Pips、加ドル円は横ばいだった。

 原油先物はWTIが下落、Brentがポンドの上昇を受けて上昇し、差が広がった。金先物は高値安定である(買っておけば良かった)。VIXはやや下落だった。

 早朝の為替は豪ドルを除いて主要通貨でやや円高に動いている。日経平均先物はややプラス、ダウ平均先物はややマイナス、原油先物は下落、金先物は横ばいである。今日の東京株式市場は、昨日の利確と堅調な欧米株から寄り付きから上昇と見る。為替は昨日と同様に少ない材料を見ての神経質な動きとなるだろう。

2月7日(火) 晴れ

☆イーユー、辞めちゃいなよ(某事務所社長風w)

 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM06H0N_W7A200C1EAF000/
 昨日の欧州タイムでユーロが妙に下がっているな、と思っていたら、主な理由はこれのようだ。歴史を振り返ってみると、英仏が戦ったりまれに同盟したりしていたところに、新興国のプロイセン(ドイツ)が入って来て三つ巴の争いになって来た。第二次大戦後はEC→EU下で強調してきた三国だったが、英仏の仲の良さに嫉妬してBrexitとなった後(一部妄想含む)、バランスが崩れてしまったのかも知れない。

 http://ecodb.net/ranking/group/XD/imf_ngdpd.html
 EU圏の経済規模を比べると独>英>仏>伊の順であり、ここでフランスが抜けるとEUはドイツ+その他の国の「ドイツ(経済)第四帝国」になりかねない。イタリア、スペイン、ギリシアなども離脱する動きが出てくる可能性もある。

 ・・・というところで、昨日の為替は米ドルはトランプ不安、ユーロと英ポンドはFrexit(仮称)不安、資源国は原油安でいずれも売りが進んだわけだ。ただ、繰り返しになるがあまりに神経質、ビビりすぎじゃね?と思う。フランス大統領選挙は4〜5月であり、マリーヌ・ル・ペンFN党首はまだ正式出馬を表明しただけだ。

 フランスの政治制度では、直接選挙の大統領のほかに下院選出の首相が存在する。慣例上、大統領は外交、首相は内政を担当するとされている。EU離脱や移民の制限は、外交だけではなく内政にも関係するものなので、ル・ペンが大統領就任したとしても簡単に実現するとは思えない。

 昨日の東京株式市場は、寄り付きから直ぐ日経平均が19,075円(+157円)を付けてから下落。10時過ぎに底打ちしてから前場は上昇して引け。後場に入って13時前に一時マイナス圏に落ちたものの、値を戻して18,976円(+58円)で取引を終えた。19,000円台回復はならなかった。欧州株は序盤は好調だったが直ぐ下落した。NY株は序盤にダウ平均が20,094まで上がったが、徐々に下げて20,052(-19)で取引を終えた。NASDAQとS&P500もマイナス圏で終わった。

 日足ベースで為替はドル円-70Pips、ユーロ円-120Pips、ポンド円-110Pipsとなったほか、豪ドル、NZドル、加ドルもそれぞれ-70、-40、-90で終わった。原油先物は下落、金先物は上昇、VIXは上昇した。

 早朝の為替は昨日大きく動いたことを受けて、ほぼ前日の終値付近で動いている。原油先物は下げ渋り、金先物は高値圏が続いている。今日の東京株式市場は、トランプ不安、Frexitリスクに加えて、円高と欧米株安材料が多く、寄り付きから下落しざるを得ないところだ。一方、トランプ政権の経済政策がそろそろ出て来るとの予想と、円の売り戻しもあるだろうから、後場では下げ渋りと見る。

2月6日(月) 曇り

☆ミヤザワケンジくんが( ´−`)

 1988年の今日、衆議院予算委員会で浜田幸一委員長が宮本顕治共産党議長(いずれも当時)を「殺人者」と断定した。これにより浜田氏は予算委員長を辞任することになる。浜田氏が途中まで「ミヤザワケンジくんが」を連呼していたのに、誰も訂正しないのがブログ主はツボにはまった。

 週末の東京株式市場は、寄り付きからプラスで一時19,061円(+146円)まで上昇したが、そこから下がって前場終盤ではマイナス圏に沈んだ。後場では前日終値付近を上下し、18,918円(+3円)で取引を終えた。為替は10時過ぎに日銀が国債の長期債買付増と伝えられると、一瞬米ドル急騰したが指値オペ見送りと(その時点で)見られたため、直ぐ下落。しかし12時過ぎに指値オペ実施すると報じられると再度上昇した。

 ロンドンタイムに入って、英国PMIが予想を下回ると英ポンドの売りが優勢となり、ドル・ユーロも釣られて下げた。指値オペ実施やPMIの僅かな悪化は、通常ほぼ影響がない(PMIは50超えれば少々下がっても改善と見なす)。この辺、トランプ政権のTwitter攻撃と大統領令連発に、市場が神経質になりすぎているようだ。

 一方、金曜日は米国雇用統計の発表だったが、こちらは各指標がまちまちだったためか、為替は限定的な動きに留まった。NY株式市場では株に買いが進み、ダウ平均が2万ドルを回復したほか、NASDAQとS&P500も堅調な動きとなった。日足ベースではポンド円が-80Pipsと下げたほかは、主要通貨で僅かな動きとなった。原油先物、金先物ともに上昇、VIX、BDIはやや下落だった。

 今朝の為替は僅かに円高で動いている。今日の東京株式市場は、週末の欧米株の上昇を受けて寄り付きからは続伸と見る。為替は雇用統計が終わって動きは一服というところだろう。トランプ大統領のドル高懸念発言は一時的に円高に誘導する効果はあったが、実質的に口先介入であり再度同様の発言があっても影響は少ないと考える。減税や規制緩和施策は(アベノミクス同様)通貨安(ドル安)に進めるものであり、その辺の整合性がどう取れるのか注目したい。

2月3日(金) 晴れ

☆鬼は内( ´−`)

 スーパーサラリーマン左江内氏(原作は中年スーパーマン)の家庭ではない(^_^;)。名前に鬼が付く人や神社では「鬼は内」と唱えることになっている。ワタナベさん豆まき不要は「初耳学」で言われてしまったので、2025年(または2021年)から節分は2/2になるネタを投下しておく。

 昨日の相場は荒れまくり。東京株式市場は前場は下げ渋って、なかなかやるじゃん、と思っていたら、後場に入って軟調になり一時18,866円(-281円)まで下がった。終盤やや値を戻したが終値は18,914円(-233円)と200円超の下げ幅となった。株価下落を受けて為替もリスク回避の円買いが優勢だった。ロンドンタイムに入って英ポンドに売りが入り、大きく下落。他通貨も釣られて下げる展開となった。

 NYタイムもその流れは変わらず。21時頃のBOE/MPC/ECBなどの発表・発言後はポンドが急落し、ポンド円は140.7円台まで値を下げた。22:30の米国指標は予想を上回ったが、米国株の軟調もあり影響は限定的だった。午前1時頃を谷にポンド円は反発したが戻りは遅い。日足ベースで、ポンド円は200Pips下げる結果となった。米ドル円は-40Pips、ユーロ円は-60Pipsだったが、資源国通貨は堅調で、豪ドル円が+50Pips、NZドル円と、加ドル円はほぼ横ばいとなった。

 ポンド急落には根強いリスク回避指向があると思われる。上記発言・発表とFOMC声明に共通するのは「曖昧さ」。皆、トランプ大統領の出方を様子見で、明言を避けて曖昧な物言いになっている。これを市場は不安感を持って受け止めているのだろう。その結果が、リスク回避の円買いとなっていると見る。ちょっと前ならもう一つの安定通貨としてスイスフランがあったが、例のフランショックの傷が癒えるまでは、とりわけ機関投資家は買いにくいところと思う。

 今日の東京株式市場は、寄り付きからは昨日の利確買いでやや上げ、それが一服したら今夜の米国雇用統計待ちで調整的な動きと見る。為替は昨日下がりすぎたポンド円が買い戻される展開を予想するが、仕掛け人が出る可能性もあり突発的な値動きには注意したい。

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