☆日本Brexit工業(古いw
Brexitは英国やユーロ圏には大きい問題だが、極東の国のFXトレーダーにとっては、大きな指標と見なせる。国民投票前後で多額の建玉を宵越しでもしない限り、短期的な影響はほとんどない。投資筋で影響が出るのは、まず、英ポンド建ての外貨預金と債券。EU離脱支持が過半数を占めた場合、英ポンドの大幅下落は避けられない。対英輸出企業も業績悪化の可能性が高まる。しかも、即座にBrexit出来るわけではなくて、独仏ほかのEU諸国との交渉で2年ほど掛かる見込みだ。
昨夜のNY市場では株価好調でダウ平均も終値が+164米ドルだった。サウジアラビアとロシアが17日にも予定されている産油国会合を前に原油増産凍結に合意したと伝えられたことにから、原油価格は上昇し一時1bbl/41米ドル台まで回復した。現在は41.70米ドル台である。
日経平均先物CMEが+191円、寄り付き前注文が620万株の買い越し。今日の東京株式市場は大きく上げると予想する。為替も円安基調が続くだろう。
☆18時半更新
東京株式市場は、日経平均が+213円で寄り付いた後、高値安定が続き+452円と大幅に上げて大引けした。為替も円が全面安の展開となった。東京閉場後に一時円の買い戻しと思われる円高局面が見られたが、16時頃の欧州勢参入に伴い再度円売りが優勢になった。ロンドン市場も欧州株はギリシャ以外前日超えで推移し、株高・円安基調は続いている。
東京市場が開いて直ぐは株高に反応して円安が進んだが、日経平均が+300〜400円台で高値安定となると、円の爆売りは落ち着いて来た。人間慣れとは恐ろしいものだ。
ダウ平均先物は+89、日中下げ掛かっていた原油価格が再度上昇。今日の米国株、明日の日本株とも堅調に推移すると予想する。
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